February 14, 2005

ローマの研修

roma5

というわけで(?)先月の海外研修のレポ、続きを書きます。

ローマでの日程は一日目:夕方に到着、簡単な観光をしてホテルへ
二日目:午前中にヴァチカン市国へ行ってサン・ピエトロ大寺院見学
午後からコロッセオ、スペイン広場、トレビの泉など名所見学
三日目:終日自由行動、でした。

これまでは、三日目と二日目の写真をアップしていたわけです。順番めちゃめちゃw

今回は三日目の自由行動について・・・
この日は午前中にまず歩いてフォロ・ロマーノへ。
ホテル(メディテラネオ・ホテル)がテルミニ駅のすぐ近くだったため、ホテルを出てまーーっすぐ下っていけばすぐだったのですが、どういう訳か道を間違えてしまい歩くこと一時間(この辺でダメそうな予感がギュンギュンしてくる)。
途中、ホテルの近くで大型の書店や二軒の楽器店を発見!書店は見たけど、楽器店を見る時間はさすがにとれませんでした。

ここで、早くもちょっと脱線します。

イタリアのお店は全体に営業終了が早いです。夜8時にもなると、ほとんどの店は開いていません。小さなタバコ屋とかがちょっとやってる程度。いわゆるコンビニも無いようでした。
で、苦労したのは飲み水の確保です・・・(^^;
水道水は衛生的には何ら問題ないものの、日本のそれとは異なる硬水。飲まない方がいいよ、と何度も注意されて、みんながミネラルウォーター捜索に励むことになりました。
で、夜になるともう、売ってる店を探すのが一苦労なんですよ。割高なのは覚悟で、昼間の内に行く観光地の屋台で買うことが多かったです。そういった屋台は、大抵、陽気なアニキが営業する漢のお店。
屋台と言えるかどうか微妙ですが、路上でアクセサリや絵画を売っているのは大抵黒人。飲み物食べ物の屋台は、見た目にアラブ系や東洋系の人たちが多かったですね。
そんな彼らの商品である絵を、道路の模様と思って思いっきり踏んずけてしまったのは秘密ですが、ここに書いておきます。いや、あのときは怖かった・・・・。

で、話を戻します。

フォロ・ロマーノを、大体一時間半から二時間くらいでしょうか、かなりたっぷりと散策していました。とは言え、天気はちょっと曇り、作業中で立ち入れない場所も多かったため、今なお「また行きたい」と思っています。

フォロ・ロマーノの次には、ローマ市内の北方にあるボルゲーゼ公園へ。緑の美しい、広大な公園です。
ここの敷地内にある美術館に、前日のうちに予約を入れていたのです。写真は、その美術館を公園内から振り返った所。奥に見えている白い建物が美術館で、結構に大きな建物です。
ここに行くにあたってちょうど昼飯時だった訳ですが、「観光地なんだし近くにいくらでもお店があるだろう」と思っていました。
ナメてました。全然店なんかありません。20分近くも歩いてやっと見つけたカフェがまた凶悪な「ハズレ」で参りました。そのピザ「レンジでチン!」だろ!!!パスタだって袋から開けてレンジに入れただけだろ!!

・・・・
美術館の中では残念ながら写真を撮れなかったのですが(全面禁止されていたのではなくフラッシュ禁止。僕がカメラのフラッシュの止め方を知らなかったため撮影できず・・・)、何と言ってもベルニーニの彫刻!!これに尽きます。
有名な「プルトンとプロセルピナ」をこの目で見ることが出来て大満足。「アポロンとダフネ」にも感激!
あ、野郎onlyの彫刻は普通に感心して見てきました(w)。
プロセルピナの柔肌(彫刻なのに!大理石なのに!)にくい込むプルトンの指とかそのたくましい背中の造形!
これを紹介する写真は大抵真っ正面からのものなのですが、ぐるぐると回ってしっかり目に焼き付けてきました。
個人的ベストアングルはズバリ、正面から向かって左。つまり、プルトンの右肩越しに、プロセルピナの体を正面から見るというアングルなのですが、もう鳥肌が立ちました。プルトンの筋骨隆々とした背中から肩、腕にかけて、そんでプロセルピナの女体オーラ全開萌え萌え(すげえ言葉)なボディを対比して見るのに実は格好のアングル!?なんせ胸が造形されているわけで、女の象徴ですよ(w
その造形がまた凄いのです。大理石だってことを忘れてしまうような柔らかな躍動感ある造形でびっくり。白一色だというのに体温すら感じさせます。
ちなみに指がプロセルピナの太ももにくい込んでる様子は反対側から見れます。

「アポロンとダフネ」も凄いです。こちらはダフネが月桂樹に姿を変えるその瞬間をとらえた造形(!)
CGでいうモーフィングの「ある瞬間」を切り取って立体化した感じ。その、変化して幹となった部分と肌の造形、一体感と違和感、対比と調和がすさまじい!さらに髪の毛まで繊細に造形され、先の方が木に変わっているのです。
まるで目のまえで彫像が動いているかのような、本当に変身してしまいそうな臨場感。

他にも見事な絵画や彫刻が盛りだくさん、さらにほぼ全室の天井画など、いろいろ見所があってこの美術館にももっと長く居たかったです。というのも、先に書いた通り予約制なのですが、さらに予約した時間から2時間しか居られないんですよ、ここ(^^;
一応カフェや売店もあります。そう、中に入れば食事できたんですよ・・・・最後の最後に気づくなんて・・・・・。

ボルゲーゼ公園でもう一つ大きな目当てだったのが、気球です。天気が良い日には気球で上空からローマを一望できる!!ということで非常に楽しみにしていたのですが、この日は天気が「やや曇り」だったためお休み。アウト。
そして何故か日本語バリバリな係の兄ちゃん。

途方に暮れた我々は、さらにカラカラ欲情浴場へと脚を伸ばすのでした。タクシーで。

続きはまた今度(ぉ

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February 08, 2005

まつぼっくり

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たぶん何の役にも立たない研修日記3回目。今回はヴァチカン市国編です。
いきなりですが、これはサン・ピエトロ寺院(世界最大の教会!!それが世界で一番狭い国にあるというこのロマンッッ!!)にある「ピーニャの中庭」。「ピーニャ」というのはまつぼっくりのことで、見ての通りまつぼっくりです(笑)
他にもあちこちにまつぼっくりを意匠にした飾りが見られます。

なんでまつぼっくりなのかは知りません(調べてこそレポートという説もあり)。
こんな写真では伝わりにくいですが、結構広い中庭で、真ん中には「宇宙から見た地球のイメージ」を形にしたというオブジェもあります。名前は忘れました(^^;
そっちの写真もあるんですが、またの機会に。



vatican2

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この日午前中はたいへん良い天気で、サン・ピエトロ広場の白と青空のコントラストが美しく、噴水のきらめきも(多少、足下が凍ってましたが)極上でした。
ちなみに奥に見える回廊は、一列に三本の柱が横に並んでいます。この柱、実は特定のポイントから見ると完全に重なり、一本に見えてしまいます。
そのポイントは、広場の石畳の中にしっかり円形の目印が作られ、その円の中に入って回廊を見ると誰でもそのことが分かるように設計されています。
本当は回廊は広場を囲むように、半ば円形の形になっています。サン・ピエトロ広場を俯瞰して撮れれば良かったんですけど・・たぶんちょっと検索したりすれば全体像は見つかると思います。

もう一枚の写真は教会の内部から一枚。実はカメラの使い方がよく分かっておらず、旅行の前半は屋内の写真撮影にことごとく失敗しております・・・。
ただ、一つ注目して欲しいのは天井近くの金色のライン。この中に文字が彫られているのですが、驚く無かれ。
この文字、一つの高さがおよそ180cmあるそうです(!)
昔、東大寺の天井を見たときにそこに見えていた板が床の板と同じ大きさと聞いて驚いた事がありますが、今回はそれを凌駕する驚きでした。

このサン・ピエトロ大寺院とシスティーナ礼拝堂は見所もりだくさん。
有名な「最後の審判」のような名画もありますね。この「最後の審判」、修復作業を終えて鮮烈な色合いが戻り、いやがおうにも目を惹きつけられてしまいます。
そんな中、修復どころか絵そのものが欠けている箇所もあったのが痛々しかったです。

また、天井画だけでなく、天井やらカベやら、建物そのものの彫刻などの造作も素晴らしく、まさに目に入る全てが「芸術」という、魂を洗われるような(あるいはぐっしゃぐっしゃにかき回されて新しいのと取り替えられるようなw)体験でした。

いや、本当にうまく書けないのがもどかしいです・・・・。

次回はローマ編の締めのつもりで、自由行動の時の事とか細々したことを書いてみます。


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